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HPCクラウド(パブリック利用)

HPCクラウドシステムでは,一部費用負担金を支払うことでパブリッククラウド上の計算機資源を占有利用することができます。なお,ライセンス上,パブリッククラウドではGaussian/NastranによるISVアプリケーションは動かすことができません。

目次

利用規程(はじめにお読みください)

  • 広島大学構成員を対象としたサービスです。
  • 高度科学計算を利用した教育・研究目的による利用に限ります。
  • 利用に際しては,「広島大学情報システム等利用規則」および「情報メディア教育研究センター利用内規」を遵守してください。これらが守られない場合は,利用を停止させていただく場合があります。
  • 本サービスでは,パブリッククラウド上の計算機(インスタンス)の種類と起動時間に応じて課金される利用料金の一部を負担していただきます。負担金の詳細については 利用負担金 を参照してください。
  • 利用負担金としては、運営費交付金、外部資金(科研費等)が利用可能です。
  • 本サービスで利用するクラウドサービスおよびインスタンスタイプは,利用状況等に応じて定期的に見直しを行います。

 

申請者と利用者

パブリッククラウド利用を申請できる対象者と利用できる対象者は以下の通りです。
  • 申請可能な人
    • 運営費交付金等の予算科目を有し,IMCアカウントをもつ常勤教員
  • 利用可能な人
    • IMCアカウントをもつ学内構成員
       ※ 利用登録システムで「HPCを利用する」を選択していること

     

    システム構成

    利用の流れ

    利用の流れ

    はじめて利用される方は 利用規程(はじめにお読みください) を必ずご一読の上ご利用ください。

    1. 利用登録システムでのパブリック利用申請(申請者)

    1. 申請者はメディアセンター利用登録システムにログインし,「HPC申請」を選択します。

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    2. 「経理単位」「予算科目」「利用期間」「クラスタタイプ」「アカウント」を入力します。
      • 「利用期間」は最大で7日間に設定されています。それ以上は指定できません。
      • 「アカウント」で指定できるのは,利用登録システムで「HPCを利用する」を選択しているアカウントのみです。あらかじめ利用者のHPC利用申請を完了しておくよう依頼をお願いします。

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    3. 申請が許可されると予約番号が発行され,予約内容が画面に表示されます。

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    2. パブリッククラウド上の占有クラスタの起動(申請者)

    1. HPCポータル(hpcg.huc.hiroshima-u.ac.jp)にログインします。
    2. cloudcluster コマンドで予約されたクラスタを起動します。コマンド実行後,10-20分で,クラウド上のインスタンス作成,クラスタ設定,利用者登録が行われます。
      クラスタの生成 (例)
      $ cloudcluster --start S0100001
      なお,cloudclusterコマンドの詳細は以下の通りです。
      $ cloudcluster  [OPTIONS] <予約番号>
        OPTIONS:
         -S | --start       クラスタの生成
         -E | --stop        クラスタの停止(ヘッドノードのみ継続利用可能)
         -X | --destroy   クラスタの破棄
         -L | --status      クラスタの状態確認
         --login          クラスタのヘッドノードへのログイン
         --sftp           クラスタのヘッドノードへのSFTP接続
         -h | --help        ヘルプ表示
    3. クラスタの準備が完了すると,申請者宛に以下のメールで通知が行われます。またcloud_clusterコマンドでステータスを確認することもできます。
    (注意事項)
    • 申請した利用期間中であっても,計算ノードが起動していなければ課金はされません。

    3. ファイルのコピー・ジョブの投入・実行・結果閲覧(申請者,利用者)

    1. 占有クラスタは,HPCポータル(hpcg.huc.hiroshima-u.ac.jp)経由でヘッドノードにログインします。
    2. cloud_cluster コマンドで占有クラスタへのログイン,ヘッドノードとHPCポータル間とのファイルコピーを行うことができます。
      クラスタへのログイン (例)
      $ cloudcluster --login S0100001
      HPCポータルとクラウド間のファイル転送 (例)
      $ cloudcluster --sftp S0100001
    3. 占有クラスタのヘッドノードにログインすると,HPCクラウドシステムと同様のコンパイル環境,ジョブスケジューラ SLURM が提供されますので,同じ操作で,コンパイルやジョブの実行が可能です。
      ただし,投入するパーティション(キュー)が異なり,予約番号がパーティション名になりますので,ジョブスクリプトファイルの修正が必要になります。
      $ sinfo
      SLURMの操作方法およびジョブスクリプトファイルの書式については HPCクラウド をご確認ください。
    (注意事項)
    • 利用期間で申請した日時を経過した時点で,クラスタは停止し,それまで実行されていたジョブ等も停止します。利用時間をよくご確認の上,申請をお願いします。

    4. 占有クラスタの停止・破棄(申請者)

    1. ジョブの実行結果の取得が完了した後は,占有クラスタを停止します。クラスタの停止については以下の2つの方法があります。 なお,計算ノードのみを停止した場合でも,利用期間で申請した日時を経過した時点でヘッドノードも停止し,クラスタ全体が破棄されますので,ご注意ください。
      • 計算ノードのみを停止する(ヘッドノードは稼働)
        クラスタの停止 (例)
        $ cloudcluster --stop S0100001
      • クラスタ全体を破棄する(ヘッドノードも停止)
        クラスタの破棄 (例)
        $ cloudcluster --destroy S0100001
    2. 上記コマンドを実行すると,バックグラウンドで停止処理が行われます。クラスタの停止・破棄が完了すると,申請者宛に以下のメールで通知が行われます。メールは削除しないでください。

    5. 負担金支払い手続き(申請者,IMC)

    後日メディアセンターから申請者に対して「利用負担金のお知らせ」に関する通知が行われ,公費での支払い手続きを行います。詳細については HPCクラウド利用負担金・別表(学内限定) をご確認下さい。
     

    利用負担金

    利用負担金の考え方

    本サービスでは,計算ノードとしてマイクロソフト社が提供するパブリッククラウドサービス Microsoft Azure を利用しています。そのため,計算ノードの起動数と起動時間に応じて利用負担金を徴収いたします。
     
     
    (注意事項)
    • 起動時間は,cloudclusterコマンドにて計算ノード(インスタンス)起動を実行してからシャットダウンするまでを指し,実際の計算時間とは異なります。
    • 広島大学とMicrosoft Azure間のネットワークI/Oおよびヘッドノードのインスタンスについては負担金は頂きません。

    提供インスタンスタイプ(2016年6月1日時点)

    • ヘッドノード(負担対象外)
    • 提供タイプ Microsoft Azure のインスタンス名 基本スペック 台数
      S1/S2/S3 A0 1コア, 768MBメモリ, 20GB HDD 1台
      M1/M2/M3 A1 1コア, 1.75GBメモリ, 40GB HDD 1台
      L1/L2/L3 A2 2コア, 3.5GBメモリ, 60GB HDD 1台
    • 計算ノード(負担対象)
    • 提供クラスタタイプ Microsoft Azure のインスタンス名 基本スペック 台数
      S1 D12 v2 4コア, 28GBメモリ, 200GB SSD 1台
      S2 2台
      S3 3台
      M1 D13 v2 8コア, 56GBメモリ, 400GB SSD 1台
      M2 2台
      M3 3台
      L1 D14 v2 16コア, 112GBメモリ, 800GB SSD 1台
      L2 2台
      L3 3台

       ※ より大規模な計算をご要望される場合は別途ご連絡ください。

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