広大パスワード(HIRODAI Password)について

広島大学では、大きく分けて広大IDとIMCアカウントという2つのIDが存在します。
そのIDに対してのパスワードを「広大パスワード(HIRODAI Password)」といいます。

広大パスワードは、学内のさまざまなサービスを利用する際に、提示したIDがあなたのものであることを証明するために使用されます。
広大パスワードが漏洩すると、あなた個人に関する情報が漏えいしたり、大学の情報資産(システムやデータ)を不正に利用される可能性があります。
パスワードの重要性を理解し、他人にパスワードを教えない、他人から推測されにくいパスワードを選択するなど、パスワードの適切な管理に努めてください。

また、広大パスワードを使用するサービスに学外からアクセスする場合には、広大パスワードに加えて多要素認証が求められます。多要素認証の利用は、認証の精度を高めるだけでなく、漏えいを知らせるセンサーの役割もあります。
必ず「多要素認証」の設定を行ってください。

広大パスワードの有効期限について

これまでは、本学の情報セキュリティポリシーにより、広大パスワードには1年間の有効期限を設けていました。
2022年3月から多要素認証が義務化されたことに伴い、パスワードの有効期限を廃止しました(現在はシステムの仕様上、十分に長い有効期限を設定しています)。

ただし、以下に該当する場合は、速やかにパスワードの変更をお願いいたします。

  • ID登録時に自動的に設定される初期パスワード
    登録後90日以内に変更を行わないと、IMCアカウントがロックされます。
  • パスワードの漏えいが疑われる場合
    メディアセンター等からパスワード漏えいの疑いがあるとの通知を受けたとき
    認証操作を行っていないのに多要素認証の承認を要求する通知を受け取ったとき

メディアセンター推奨パスワードポリシー

使用するパスワードは、以下のルールに従って設定してください
  • 12文字以上であること
  • 使用できる文字種(大小英文字、数字、記号)全てを組み合わせること
  • 辞書に載っているような単語や人名は使用を避けること
  • 個人情報から推測できるメールアドレスやアカウント名などを含めないこと
  • 複数のサービスで同じパスワードを使いまわさないこと
    ※特に広大パスワードは、学外のサービス(Google, Apple, Amazonなど)に使用しないこと

 

パスワードは下記の通り取り扱ってください
  • パスワードポリシーに適合しているか定期的に確認し、適合していない場合は速やかに変更すること
  • パスワードの漏えいなどが疑われる場合は速やかに変更し、関係部署に連絡すること

 

以下のシステム及びサービスは、パスワードとして使用できる文字列に一部制限があります。詳しくはそれぞれのパスワード変更ページをご確認ください。

広大パスワードを利用するサービス

広大パスワードを変更すると,以下のサービスのパスワードが変更されます。

  • IMCアカウントを利用するもの [The services using IMC Account]
    • 広大メール [HIRODAI Mail]
    • Microsoft365
    • メディアセンター端末(ICE端末) [IMC ICE PC]
    • HINET オンデマンド登録 [HINET Authentication]
    • HINET Wi-Fi (HU-CUP)
    • VPN接続 [VPN Service]
    • HINET利用申請システム [HINET Registration Service]
  • 広大IDを利用するもの [The services using HIRODAI ID]
    • もみじ [MOMIJI]
    • いろは [IROHA] (※1)
    • Moodle [Online E-Learning Environment]
    • マイクロソフト包括ライセンス [Microsoft EES]
    • VODサービス [Video On Demand Service]
    • 大学図書館利用者認証 [Hiroshima Univ Library]

(※1)「いろは」の携帯電話専用パスワードは連動しません。別途パスワード変更を行ってください。

上記のほか、以下のサービスで利用するパスワードにもメディアセンター推奨パスワードポリシーが適用されます。
  • ホスティングサービス(管理用アカウント、ユーザアカウント)

パスワードの変更方法

パスワードの変更は「メディアセンター利用登録システム」にログインして変更します。
(広大パスワードの変更方法参照)

パスワードを忘れたときは

パスワードは暗号化されて登録されています。そのため、こちらでもパスワードをお調べすることができません。以下の対応をお願いいたします。

  • 個人アカウントの場合:

    1. 広島大学に直接来ることができる
      パスワード強制変更窓口 」で、本人確認ができる身分証(学生証または職員証)をお持ちの上、パスワード強制変更を行ってください。
    2. 遠隔地にいて広島大学に直接来ることができない
      • ブラウザに覚えさせている場合は、自分でブラウザの設定からパスワードを確認することができます。
      • 在籍中は、ご所属の学部・研究科の支援室に電話で問い合わせてください。
      • 大学離籍後は、メディアセンターの「アカウント仮パスワード申請書」を国内のみ郵送で受け付けます。
    3. パスワード再設定用のメールアドレス(広大メール以外)を登録している
      広大パスワード再設定用に、事前に個人のメールアドレスを登録しておくことができます。設定しているとWebから自分でパスワードの再設定を行うことができます。以下ご参照ください。
  • クラスアカウント・ゲストアカウントの場合:

    • 登録時の初期パスワードはアカウントを配付した管理者の方がご存知のはずなので、管理者に確認してください。
    • 配付を受けた方がご自身で変更したパスワードを忘れた場合は、管理者にメディアセンターの窓口でパスワード強制変更を行ってもらってください。※ 管理者の方は、職員証をご持参ください。

       

  • ホスティングサービスの場合:

    • ホスティング管理用パスワードは、ホスティング管理者・副管理者が「メディアセンター利用登録システム」から変更することができます。
    • ホスティング下で作成されたホスティングアカウントのパスワードは、ホスティング管理者・副管理者が「ホスティングコントロールパネル」から変更することができます。