教育用情報端末
メディアセンターでは、学内4か所に約400台のパソコンを設置し、大学の構成員であれば誰でも利用できるように準備しています。みなさんが作成した文書ファイルなどはメディアセンターのファイルサーバに保存されるので、どのパソコンを使っても同じように作業ができます。
上図に、東広島キャンパス内の端末設置場所と設置台数(青い丸の箇所)を示しました。以下のページに設置場所の完全な一覧表を掲載していますので、利用可能時間など詳細はこちらを参照してください。また、プリンタマークの箇所にはプリンタのみ設置してあります。(※総合科学部C605 プリンタ休止中)
どの場所も、公共の室内スペースですので節度をもって利用してください。飲食・喫煙はもちろん禁止です。これらは同室の利用者にも迷惑がかかりますし、パソコンの故障の原因にもなりかねません。
ICE端末
パソコンを使った授業や、学生の日常利用のために、共用端末378台が学内に設置してあります。この端末をICE端末と呼んでいます。
さまざまな使い方ができるように、ICE端末では二つのOS(基本ソフトウェア)が使えるようになっています。使い始めるときに電源を入れ、OSを Linux (Ubuntu) と Windows 10 (※西図書館2F演習室 のみWindows7)の二つから選択してください。
電源を入れてOSが動き始めたら、ログイン(使っている人が誰かをパソコンに認識させること)をする必要があります。学生証・職員証をICカードリーダにタッチさせ、広大パスワードを入力します。
このログイン操作が成功すると、ICE端末を利用できるようになります。ICE端末で作ったファイルは、メディアセンターのファイルサーバ(ファイルを集中管理し、多数のコンピュータで共有できるようにするもの)に保存されるので、どこのICE端末にログインしても同じように作業できます。逆に言うと、あなたの学生証を使ってあなたのパスワードを入力すれば、他の誰かがあなたの作ったファイルを読んだりすることができてしまうことにもなります。学生証と広大パスワードは大切に管理し、他人に預けたり教えたりしないようにしてください。
ICE端末では、オフィスソフト(ワープロや表計算ソフトなど)やWebブラウザ(ホームページを閲覧するためのソフト)などに加えて、統計解析ソフトや数式処理ソフト、プログラミング開発環境なども利用できるようになっています。
マルチメディア工房
西図書館2Fのマルチメディア工房では、画像編集、ビデオ編集、Web制作、音楽制作などマルチメディアに関わるさまざまな作業ができるよう、ICE端末とはひと味違うパソコンを用意しています。
27インチの大型ディスプレイを持つ iMac を20台設置、PhotoshopやIllustrator, InDesign, Premiereなど専門的なソフトウェアを使えるようにしています。
プリンタ
ICE端末がある部屋には、モノクロレーザープリンタが置いてあります。また、学内3カ所のメディアセンタースタッフが常駐する事務室に、カラーレーザープリンタもおいてあります。ICE端末とマルチメディア工房iMacでは、あらかじめこれらのプリンタに印刷ができるようになっています。
その他、以下の場所にもモノクロレーザープリンタが置いてあります。
メディアセンター本館オープンスペース / 西図書館3階オープンスペース / 中央図書館 / 東図書館 / 文学部B202 / 教育学部K208・L310 / 総合科学部J305 / 法学部・経済学部A201 / 生物生産学部B207
これらのプリンタへの印刷は、有料です。A4モノクロが4円、カラーが13円です。MYple (学生証にチャージする生協の電子マネー)で支払います。
メディアセンターのプリンタは通常のものと異なり、印刷操作をしてもすぐに印刷が開始されるわけではありません。パソコンでの操作のあとにプリンタのところへ行き、学生証を挿入、印刷指示をします。実際の用紙に印刷が行われると、学生証の電子マネーから料金が支払われます。
また、持ち込みパソコンからでも、Webサイトに PDFファイルをアップロードするだけで簡単にこれらのプリンタに印刷できる「Webプリントサービス」もあります。
スキャナ
メディアセンターのカラーレーザープリンタは、フルカラーでA3用紙まで読み取りできるイメージスキャナとしても利用できます。自動原稿送り装置もついていますので、綴じていない用紙であれば枚数が多くても高速に読み込むことができます。
読み込んだイメージファイルは、USBメモリに保存することができます。
紙へのコピーに比べて消費する資源も少ないですし、無料です。ぜひ積極的に活用してください。