開催概要

広島大学では、各種クラウドサービスの紹介や大学等での導入事例に関する情報共有を行う場を提供することを目的として,平成25(2013)年度から本シンポジウムを開催しています。現在、DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進が進む中で、研究・教育・管理運営におけるDXの進め方は多岐にわたります。このような状況下では、分野横断的かつ全方位的な検討が求められており、組織間連携やクラウドサービスを活用した効率的な仕組みの構築が不可欠です。

近年、生成AIの急速な進展により大学DXを取り巻く技術環境は大きく変化しています。このような状況のもと、大学には、従来のICT活用の枠を超え、クラウドサービスや先端技術を戦略的に活用した、より柔軟かつ持続可能なDX推進体制の構築が求められています。

本年度も昨年度に引き続き、多彩なハンズオンセミナーを用意し、クラウドサービスの導入・運用・活用に関する実践的なスキルの習得を支援します。あわせて、デジタル学生証、生成AIの教育・研究・業務活用、研究データエコシステム構築、大学DXの取り組み事例など、大学DXの最前線に関する講演・事例発表・意見交換を行い、参加者の皆様とともに次世代の大学情報基盤のあり方を考えます。

本シンポジウムを通じて、大学間・組織間の連携を一層強化し、クラウドサービスとDXを基盤とした新たな大学運営モデルの創出に寄与することを目指します。大学の情報基盤担当者、教職員、研究者、学生、ならびに関連企業の皆様の幅広いご参加を心よりお待ちしております。

本シンポジウムは、「2026年サイバーセキュリティ月間」関連行事として開催します(予定)。

主催
広島大学 情報メディア教育研究センター
共催
大学ICT推進協議会(AXIES)クラウド部会
後援(予定)
総務省中国総合通信局,中国情報通信懇談会,情報処理学会中国支部,電子情報通信学会中国支部,広島地域IPv6推進委員会
日時
会場(ハイブリッド開催)
対象
大学研究機関の関係者及び大学等への提案を検討中の企業関係者など
(興味のある方は、どなたでもご参加いただけます)
参加費
無料(参加申込みが必要です)
※情報交換会は参加費3,000円(軽食とお飲み物をご用意いたします)

参加申込み

1日目(研究データエコシステムシンポジウム,ハンズオンセミナー)と2日目で申し込み方法が異なります。
両日参加される場合はそれぞれの参加申込みフォームからお申込みください。

2026年(令和8年)3月18日(水)

  • ハンズオンセミナー
    それぞれのハンズオンセミナー参加申込みフォームからお申込みください。

    • ハンズオンセミナーに参加される場合は、Chrome, Edge, Firefox, Safariなど最新版のWebブラウザ及びネットワーク接続が利用できるPCをご用意(ご持参)ください。
    • 現地会場を含む広島大学キャンパス内では、Wi-Fi接続(eduroam)をご利用いただけます。
    • eduroamアカウントをお持ちでない方には、受付にてeduroamを利用できるゲストアカウントを発行いたします。

2026年(令和8年)3月19日(木)

プログラム ※随時アップデートします

タイムテーブル(各日をクリックしてください)

3月18日(水)

グループワーク室

M201講義室

M204講義室

M302講義室

M303講義室

3月19日(木)

グループワーク室

SENDA LAB

2026年(令和8年)3月18日(水)

■ (午後)研究データエコシステム中国四国コンソーシアムシンポジウム
【会場】東千田未来創生センター 2階 グループワーク室+オンライン
プログラムについてはこちらをご確認ください(外部サイトへ)

■ (午後)ハンズオンセミナー
【会場】東千田未来創生センター 2階 M203~M204講義室・3階M302~M304+オンライン(一部オンサイトのみ)

  • ◇ハンズオンセミナー1 14:00~18:00@M203講義室+オンライン
    明日から自分の大学で使えるCopilot Studioを用いた​大学業務支援システム開発講座​(「休暇申請受付AIエージェントを開発しよう」「休暇申請確認AIエージェントを開発しよう」)
    香川大学DX推進研究センター 木村悠佑(きむらゆうすけ)氏、川瀬舞(かわせまい)氏
    参加申込フォームこちらからお申込みください(新しいタブが開きます)
    参加人数上限:30名(オンサイト) 、無制限(オンライン)※オンラインは開発環境の提供なし/サポートなしの聴講のみとなります
    概要
    Microsoft Copilot Studioを用いたAIエージェント開発の体験を通じて,自分たちの身近な業務を自動化する実践的なスキルを身につけます。
  • ◇ハンズオン(Workshop)セミナー2 13:30~17:00@M204講義室 ※オンサイトのみ
    Web 型プログラミング教育支援システム活用ワークショップ -MCJ-CloudHubとCoursewareHubによる実践事例と運用ノウハウ-

    • 群馬大学 浜元 信州(はまもとのぶくに)氏
    • 山口大学 齊藤 智也(さいとうともや)氏
    • 山口大学 矢吹 渓悟(やぶきけいご)氏
    • 東京情報大学 井関 文一(いせきふみかず)氏
    • 国立情報学研究所 大江和一(おおえかずいち)氏

    参加申込みフォームこちらからお申込みください(新しいタブが開きます)
    参加人数上限:50名(オンサイト)

    概要
    本ワークショップでは、Web 型プログラミング教育支援システム(MCJ-CloudHubおよびCoursewareHub)の概要と最新動向を紹介し、これらを活用した教育実践の事例や運用ノウハウを共有します。また、国立情報学研究所で提供する「学認クラウドオンデマンド構築サービス(OCS)」( https://cloud.gakunin.jp/ocs/)との連携により、柔軟かつ再現性の高い教育環境をどのように構築できるかを議論します。最後に、既利用者・導入検討者が一堂に会し、教材開発や運用上の課題を意見交換することで、今後の教育基盤の発展を目指します。
  • ◇ハンズオンセミナー3 14:00~16:30@M302講義室+オンライン
    コストの心配なくランサムウェア対策を強化! Wasabi Hot Cloud Storageハンズオン
    Wasabi Technologies Japan合同会社 荒木 健一(あらき けんいち) 氏、 中村 大介 (なかむら だいすけ)氏
    参加申込みフォームこちらからお申込みください(新しいタブが開きます)
    参加人数上限:30名(オンサイト)、30名(オンライン)
    概要
    使用容量のみのわかりやすい課金体系をご評価いただき大学様・機関様でのご利用が進んでいるWasabi Hot Cloud Storageですが、ランサムウェア対策をさらに強化できる機能 Covert Copy(コバートコピー) をリリースしました。イミュータビリティ(普変性)やマルチユーザー認証などに加えこの Covert Copyをご利用いただくことにより、最強のランサムウェア体制をもったバックアップ環境を作成していただくことができます。
    本ハンズオンセッションではこれらの機能がいかに簡単に実装できるか、その手で実感していただきます。また、大学様での主要なユースケースであるGakuNin RDMでの機関・拡張ストレージとしての利用、マルチクラウド環境でのAI/ML/Robot オブジェクトストレージ連携など、Wasabiをどのように利用するか、またTCOを最適化するか体験いただき、スムーズなご導入のご支援をさせて頂きます。
  • ◇ハンズオンセミナー4 13:30~16:30@M303講義室 ※オンサイトのみ
    AI駆動開発ツールKiroを体験してみよう
    アマゾンウェブサービスジャパン合同会社パブリックセクター技術統括本部ヘルスケア&アカデミア本部シニアソリューションアーキテクト 佐々木 啓(ささき けい)氏
    参加申込みフォームこちらからお申込みください(新しいタブが開きます)
    参加人数上限:30名(オンサイト)
    概要
    「こんなシステムが欲しい」というアイデアから、要件定義・設計・実装まで、Kiroと対話しながら進める「仕様駆動開発」を体験します。難しいコマンドやコードを覚えなくても、普段の言葉でクラウド環境を操作でき、開発中の問題もKiroが一緒に解決してくれます。研究やプロジェクトのアイデアを素早く形にしたい方、プログラミングに苦手意識がある方も大歓迎。ハンズオンを通して、実際に手を動かしながら新しい開発スタイルを体験してみましょう。
  • ◇ハンズオンセミナー5 XX:XX~XX:XX@M304講義室
    「調整中」
    グーグル・クラウド・ジャパン合同会社
    参加申込みフォーム
    参加人数上限:
    概要

2026年(令和8年)3月19日(木)

■ 大学DX勉強会
【会場】東千田未来創生センター 2階 グループワーク室+オンライン

  • 09:30~12:00  大学DX勉強会(外部サイトへ)
    • 講演
      ・TBD
    • オープンディスカッション
      概要
      本勉強会では、実際に大学でDXを推進している現場の方から取り組みをご紹介いただき、それをもとに情報交換を行います。さらに、参加者全員での議論を通して大学DX推進にむけた課題を共有します。今回は、DXの取り組みについて大学とベンダーの立場からそれぞれお話しいただきます。大学・研究機関の関係者および大学等への提案を検討中の企業関係者など、どなたでもご参加いただけます。
      本勉強会は昨年に引き続き,広島大学情報メディア教育研究センターと国立情報学研究所クラウド支援室の合同で実施いたします。

■ クラウドサービス利用シンポジウム
【会場】東千田未来創生センター 2階 グループワーク室+オンライン

  • 13:30〜13:40  オープニング
    • 広島大学 副学長(情報担当) 西村 浩二(にしむら こうじ)
  • 13:40〜16:20  大学ICT推進協議会(AXIES)クラウド部会セッション
    • 13:40~14:00 講演1 標準デジタル学生証の社会実装に伴う課題及び効果研究に向けた検討結果報告
      大阪大学 鎗水 徹(やりみず とおる)氏
      概要
      高度なセキュリティで大学間のリソース共有及び産学官の連携等を進める為の共通基盤となり得る、国際標準規格と国内標準プロファイルに準拠した標準デジタル学生証の社会実装に伴い解決すべき課題と導入効果の研究実施に向けた検討結果を報告いたします。
    • 14:00~14:20 講演2 2025年度のクラウド共同調達と現在の状況
      国立情報学研究所 吉田 浩(よしだ ひろし)氏
      概要
      2025年度に初めて実施したクラウド共同調達(2026年度4月から利用開始)について、共同調達の目標・調達のしくみ・調達対象(ストレージ) 等を説明し、合わせて、4月からの実施をふまえて、現状の説明と今後の展望にについて述べる。
    • 14:20~14:40 講演3 AIマネジメントシステム(ISO/IEC 42001)の概要と考察
      日本環境認証機構 認証事業本部 IS事業責任者 清水 憲之(しみず のりゆき)氏
      概要
      生成AIの急速な普及により、企業や教育機関では利便性と同時に新たなリスクにも直面しています。
      本講演では、AI活用に伴う情報セキュリティ課題と、AIの安全・責任ある運用を体系化するISO/IEC 42001の概要を解説し、組織が責任あるAI運用を実現するためのポイントを紹介します。
    • 14:40~15:00 講演4 Verifiable Credentials(VC)を活用したデジタル社員証の実践と学術機関や社会での利用検討から見えてくる課題
      伊藤忠テクノソリューションズ 梅野 篤伺(うめの あつし)氏、貞弘 崇行(さだひろ たかゆき)氏
      概要
      デジタル証明書「Verifiable Credentials(VC)」は、教育機関における証明書発行や利用のあり方を大きく変え、社会に変革をもたらしうる技術です。本講演では、当社のVCプラットフォームの機能と、その第一歩として社内でトライアル導入した「デジタル社員証」の運用事例を紹介します。あわせて、単なるデジタル化にとどまらず、将来的に大学におけるデジタル学生証や社会全体での資格証明にVCを広く利用していくために整理が必要な「相互運用性」や「ガバナンス」の課題についても紹介します。
  • 15:00〜15:20  休憩
    • 15:20~15:40 講演5 調整中
      日本マイクロソフト株式会社 文教営業統括本部 中田 寿穂(なかた ひさほ)氏
      概要
    • 15:40~16:00 講演6 パブリッククラウド一元管理サービス(CloudLink)のご紹介
      理化学研究所 黒川 原佳(くろかわ もとよし)氏
      概要
      理化学研究所ではCloudLinkサービスという名称でパブリッククラウド(現在はAWSのみ)利用にあたっての一元管理の仕組みを構築して職員にサービス提供を行っている。本講演では、一元管理を始めるに至った流れやサービスの建付け、そのサービス調達およびサービス構成などをご紹介します。
    • 16:00~16:20 講演7 大学DX最後の砦 ~ 学内外の音声基盤として、これからの電話の在り方~
      ZVC JAPAN 株式会社(Zoom) 西村 満(にしむら みつる)氏
      概要
      コロナ禍を契機として大学業務や学内での情報コミュニケーションは大きく様変わりいたしました。しかしながら、学内の内線通話や相談窓口、学外からの電話問い合わせにいたるまで、これからも維持することが求められていながら、未だにデジタル化が及んでいない領域が電話による音声コミュニケーションです。このウェビナーでは、外部問い合わせのログ管理に有効なAIによる音声通話の文字起こしや、要約機能といったDXによる利点や、クラウド化による大幅な設備投資削減を実現することの出来るZoom Phoneのご紹介を通じて、電話コミュニケーションのDX化についてご紹介いたします。
  • 16:20〜17:20  ハンズオンセミナー報告セッション+AXIESクラウド部会会合
    • 16:20〜16:30 報告1 ハンズオン(香川大学)
    • 16:30~16:40 報告2 ハンズオン(国立情報学研究所)
    • 16:40~16:50 報告3 ハンズオン(Wasabi Technologies Japan合同会社)
    • 16:50~17:00 報告4 ハンズオン(アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社)
    • 17:00~17:10 報告5 ハンズオン(グーグル・クラウド・ジャパン合同会社)
    • 17:10~17:20 報告6 大学ICT推進協議会(AXIES)クラウド部会 第46回会合
  • 17:20~17:30  クロージング
    • 広島大学 情報メディア教育研究センター長 近堂 徹(こんどう とおる)

■ 情報交換会(シンポジウム終了後,18時からを予定)
【会場】地域連携フロア SENDA LAB(総合校舎L棟 5階) ※オンサイトのみ
※参加費:3,000円,軽食とお飲み物をご用意いたします

注意とお願い

  • 当日のお申込みも可能ですが、オンサイト及びオンラインの収容数が最大数に達した場合は入室できない場合があります。
  • 本シンポジウムの様子を録画・撮影し、主催や共催、後援各組織のウェブサイトへの掲載や活動紹介に使用させていただく場合があります。

参考

お問合せ先

広島大学 情報メディア教育研究センター
https://www.media.hiroshima-u.ac.jp/helpdesk/