持続可能な開発目標「SDGs」とは

持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)」とは、2015年9月の国連サミットにおいて加盟国の全会一致で採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載されている、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標で、17のゴール・169のターゲットから構成されています。

情報メディア教育研究センター(メディアセンター)は、ミッションである全学の教育研究や運営管理に対する支援活動等を通して、SDGsを支援しています。

情報セキュリティに関する知識を更新し、意識を高める

4 質の高い教育をみんなに

本学の全構成員に対して、定期的に情報セキュリティ・コンプライアンス教育及び情報セキュリティインシデント対応訓練を実施することにより、情報セキュリティに関する知識の維持及び意識の向上を図ります。

  •  情報セキュリティ・コンプライアンス教育は2011年度から実施しています。全構成員の約90%が受講し、情報セキュリティインシデント・トラブルの発生防止に役立っています。
  • 情報セキュリティインシデント対応訓練は2018年度から実施しています。全構成員の約50%が参加し、インシデント発生時の対応能力向上に努めています。

クラウドサービスの積極的活用で、カーボンニュートラルの達成に貢献する

7 エネルギーをみんなに そしてクリーンに本学の教育研究活動を支えるキャンパス情報ネットワーク(HINET)電子計算機システム(HUC)にクラウドサービスを積極的に活用するほか、ノートパソコンの必携化でペーパーレスを推進し、温室効果ガスの排出量削減に努めます。

  •  HINETやHUCの基幹設備や基本機能をデータセンターやクラウドサービスに移行することで、電力消費量を65%削減(2012年度比)しています。
  • ノートパソコンの必携化は2015年度から実施しています。ペーパーレス化に貢献するとともに、学生の情報リテラシー向上に寄与しています。

情報セキュリティに関するインシデント・トラブルをゼロにする

11 住み続けられるまちづくりを本学の情報セキュリティポリシーに基づきコンピュータセキュリティインシデントレスポンスチーム(CSIRT)を組織し、情報セキュリティ維持活動を通して、本学構成員のみならず地域社会が被害者や加害者とならないよう安心・安全を守ります。

  • CSIRTは、JPCERT/CCやNII-SOCSなど外部機関との情報共有の推進により、情報セキュリティに関する情報の収集や迅速な対応に努めています。
  • CSIRT要員は定期的に自らの活動を振り返る勉強会を実施し、これから発生する情報セキュリティ・インシデントに迅速に対応できるよう備えています。

技術・教育・制度の観点から、情報セキュリティの維持に対する責任を果たす

12 つくる責任つかう責任本学の教育研究システムの構築と運用の実施にあたっては、情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)に基づく第三者認証を取得・維持することにより、システムの信頼性を向上させ、教育研究活動の継続を確実なものとします。

  • 情報システムの整備と運用にあたっては第三者による監査を受けることで説明責任を果たすと同時に、信頼性と安全性を担保します。
  • ISMS認証を維持・継続することは、情報セキュリティに関するPDCAサイクルを促し、本学における教育研究活動の継続はもとより本学構成員及び地域社会の安心・安全に寄与します。