12/17(木) メディアセンター研修会「入門・教育著作権の基礎と運用」

メディアセンター研修会/広島大学全学FD「入門・教育著作権の基礎と運用」を開催します。

COVID-19対応で教育現場が混迷を極める中,2020年4月28日に改正著作権法第35条(教育機関での複製・公衆送信)が予定を1年早めて施行されました。
これはオンライン教育に必須の法的整備であり,全ての教職員が把握すべき内容です。
この内容を正しく理解するためには,必要最低限の著作権法の理解が前提となります。
この研修会は,大学の教育現場で必要な著作権法の基本を抑えた上で改正35条の内容を正しく理解し各自の授業で運用できるようになることを目的とします。

[目標]

(1) 著作物の定義,著作権の種類,権利制限の概念,罰則など,著作権法の基本を自分の言葉で述べられる。
(2) 授業等で他者著作物を利用する際,著作権者の許諾が不要な使い方かどうかを判断できる。

[開催日時と場所]

日時:2020年12月17日(木)13:30-16:05

場所:東広島キャンパス 情報メディア教育研究センター2階セミナー室

[プログラム]

事前学習 2020年12月9日(水) ~ 17日(木)

「著作権法の基礎」隅谷孝洋(情報メディア教育研究センター)

・著作物,著作権,権利制限等について動画教材の視聴と確認テストの受験で基本的知識を確認

第1部 2020年12月17日 13:30-14:20

講演「教育著作権に関する実運用の指針」我妻潤子(株式会社テイクオーバル)

第2部 2020年12月17日 14:35-16:05

実習「教育著作権に関する実運用」我妻潤子(株式会社テイクオーバル)

・主催者側で準備するサンプル教材,また各自の準備する教材などについてチェックリストをもとに著作物性や権利制限の適用可能性などの判断方法を実習形式で学ぶ

[開催形態]

事前学習はオンライン(Bb9を利用したオンデマンド形式)で実施します。

第1部,第2部はハイフレックス*(同内容を対面とオンラインで同時に実施)で実施します。

対面は東広島キャンパス情報メディア教育研究センター2階セミナー室で行います。

オンラインはTeams会議で行います。マイク(必須)カメラ(推奨)をご用意ください。

*今後の感染状況によっては、完全オンラインに変更する可能性がありますので、大学およびメディアセンターからの案内にご注意ください。

対象者:授業・研究発表・講演などで他者著作物を利用する機会のある,すべての教職員
定員:100名程度(うち対面は先着50名まで)

[申込み方法]

申込み:以下(Office365 Formsに転送されます。要認証)からお申し込みください。


https://bit.ly/imcfd_1217

申込み期限:2020年12月14日(月)

問い合わせ先:情報メディア教育研究センター(担当:坂森)
Tel:082-424-6309 Mail: imc-copyright@ml.hiroshima-u.ac.jp