サービスの概要

次世代無線通信技術ローカル5Gを用いたテストベッド環境、広島大学ローカル5Gを提供し、その利用の支援を行います。

実機を用いた環境説明や利用相談は随時行います。興味がある方はお気軽に是非ご連絡,または直接メディアセンター事務室にお越しください。広島大学構成員に限らず,学外の方からもご連絡を受け付けています。

広島大学ローカル5Gとは

広島大学は2023年8月、東広島キャンパス内に自営の第5世代モバイル通信システム(ローカル5G; L5G)を整備しました。これは広島大学が通信キャリアと同じように、大学敷地内で無線通信サービスエリアを展開していることになります。
 
ローカル5Gには高速大容量・低遅延・多数同時接続という5Gの特性を持ったネットワークを、目的に合わせて柔軟にデザインして構築できる強みがあります。通信に使われる電波の周波数帯は、Wi-Fiや大手キャリアが提供する5Gのものとは異なるため、他からの干渉が小さく、安定した無線通信が可能です。
 
このような特徴をもった広島大学ローカル5G(広大L5G)は、多様なユースケースに対応できる最先端技術の実証環境としての活用が期待されています。

サービスエリア

広島大学東広島キャンパスで整備された広大L5Gサービスエリアは、スマートストリート(センター前の南北の通り)とスマートアベニュー(センター前の東西の通り)の周辺に展開されています。

貸出可能機器一覧

実験環境を利用する障壁を下げるため、センターでは貸出可能機器として広大L5G対応端末を5種類用意しています。また、持ち込み機器(n79対応)用のSIMカードも用意しています。

  • 手ぶらですぐに広大L5Gを利用したい方

    • スマートフォン型端末(15台)
    • ノートPC型端末(10台)
    • カメラ内蔵エッジデバイス(10台)
  • お持ちのPCやスマホなどで広大L5Gを利用したい方
     
    • モバイルルーター型端末(15台)
    • ドングル型端末(20台)
  • お持ちの5G対応端末で広大L5Gを利用したい方
    • SIMカード(30枚)

貸出可能機器についての詳細はこちら

利用相談申込フォーム

広大L5Gに興味がある、または広大L5Gを実験環境として利用してみたいとお考えの広大構成員の方は以下のリンクから申請をお願いします。面談はオンライン(Teamsなど)でも対応可能です。

相談申込フォームはこちら(学内限定)です。

実機を用いた環境説明はどなたに対しても随時行います。興味がある方はお気軽にご連絡,または直接メディアセンター事務室にお越しください。 問い合せは相談フォームからも受け付けています(学外の方は相談フォームからお問い合わせください)。

メディアセンター本館の位置は「HOME/センター紹介/アクセスマップ」からご確認ください。

これまでの取り組み

外部発表等

  • 「屋内電波環境推定のためのローカル5G無線マップ生成の基礎検討」,電子情報通信学会スマート無線研究会 (SR),2024年5月20日
  • 「ローカル5G通信における電波伝搬特性/伝送性能の測定と電波可視化ツールの作成」,情報処理学会インターネットと運用技術 (IOT) 研究会,2024年3月13日
  • 「ローカル5G通信における電波伝搬特性/伝送性能の測定・評価」,電子情報通信学会総合大会,2024年3月8日
  • 「キャンパス内テストベッドとしてのローカル5G導入とキャンパスネットワークとの接続」,大学ICT推進協議会2023年度年次大会 (AXIES 2023),2023年12月14日
  • 「学内ローカル5G環境の整備と利活用促進に向けた取り組み」,第16回インターネットと運用技術シンポジウム (IOTS 2023),2023年12月8日

関連リンク